2022/02/15
インプラント
インプラントはブリッジ・入れ歯と何が違う?
失った歯の治療方法としては現在、ブリッジ・入れ歯・インプラントの3つから選択できます。
それぞれに異なる特徴があるので、どれを選んだら良いのか迷われている方も多いことでしょう。
今回はそんなブリッジ・入れ歯・インプラントの違いを簡単に比較しながら解説します。
▼人工歯根があるのは「インプラント」のみ
この3つの治療法を比較した際、最も大きく異なる点は「人工歯根の有無」です。
インプラント治療では、チタン製のネジ(=人工歯根)を顎の骨に埋め込むことから、従来法にはないさまざまなメリットが得られます。
◎人工歯根があることのメリット
・見た目が美しい
ブリッジは、複数の人工歯を連結した装置です。
お口の中には、欠損部の両隣の歯を大きく削り、支台歯(=支え)とすることで固定できます。
人工歯が3つ4つと並ぶと、やはり見た目も悪くなります。
入れ歯に関しては歯茎を覆う義歯床(ぎししょう)や留め具である金属製のクラスプまで付随しているので、人工歯根だけで固定することができるインプラントの方が間違いなく審美性に優れています。
・しっかり噛める
入れ歯をお使いの方は、硬い物を噛むと装置がズレたり、外れたりすることがありますよね。そうしたトラブルを未然に防ぐために、やわらかいものしか食べていない方もいらっしゃいます。
噛んだ時の力を人工歯根と顎の骨で受け止めることができるインプラントなら、歯を失う前と同じような食生活を送ることができます。
・顎の骨が痩せにくい
ブリッジも入れ歯も歯を失った部分には圧力がかかりません。
噛んだ時の力は残った歯で支えるので、欠損部の骨はどんどん痩せていってしまいます。
人工歯根があるインプラントでは、そうした骨が退化する現象を最小限に抑えられます。
・健康な歯を削らない
ブリッジは支えとなる歯を大きく削ります。入れ歯もレストやクラスプを設置する部分を削らなければならないこともあります。
人工歯根があるインプラントは、お口の中に独立して設置できることから、健康な歯を削る必要がありません。
▼まとめ
このように、インプラントとブリッジ・入れ歯には人工歯根の有無という、シンプルながらも決定的な違いがあります。
人工歯根があるのとないのとでは、見た目・嚙み心地・健康への影響も大きく変わってきます。
失った歯の治療を選択する際には、そうした点にも着目することをおすすめします。
青梅市の河辺駅付近でインプラントの歯医者をお探しながら、まずはお気軽に当院までご相談ください。